2008.06.19 (Thu)
The Lion, the Witch and the Wardrobe

The Lion, the Witch and the Wardrobe
- Chronicles of Narnia #2
C. S. Lewis
YL : 7.0
語数 : 36,135
ふぅ~…残り4分の1になった辺りで、またちょっと本が読めない日々が続いて、やっと読み終わりました♪
感想は…
ドラはまだ映画の方を観てないのですが、映画以前に、この本自体がまるでディズニー映画のようだ!と思いました。
ドラはクラシック音楽が大好きなんですけども、普段は別に本を読んでいる最中に、とりたてて音楽を意識したりはしません。でも、この本ではいつもなにがしかの音楽のようなものが、いつも自分の頭の中で鳴り響いていたような気がします。
その聞こえてくる音楽の感触が、とてもディズニー映画っぽいんです。
# ディズニーの映画では、非常にオーケストレーションを
# 凝らした、美しい曲や、ユーモラスな曲が流れて
# いますよね。ああいう感じの曲が色々と聞こえてきます。
といった感じで、本全体に充満している空気や雰囲気といったものに推されて、スラスラと最後の方まで読んでしまったのですが、実はエンディングへと導く結びの辺りから子ども達の口調が大きく変わって、その辺から何が書いてあるのか? 良く分からなくなりました。
色々と考えながら、エンディングの辺りだけもう一度読み直してみたのですが、やはり今ひとつ分かった様な、分からない様な…
微妙に不完全燃焼な感じですが、再読の楽しみが増えたって事かなぁ…と思っています。
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2008.06.18 (Wed)
The Little House

The Little House
Virginia Lee Burton
YL : 2.5
語数 : 1,335
これはチョコ豆さんに教えてもらった絵本第一号です。
Little Houseは、片田舎のリンゴの木に囲まれた丘の上に建っていて、満足げな家主と共に、自然に囲まれたのんびりとした生活を送っていました。
夜になると、空に月や星がまたたく中、遠くの方に都市の明かりがうっすらと見えて、Little Houseは『都市での生活って、どんなものなんだろう?』と考えることもありました。
しかし、ある日、すぐ近くで道路の開発が始まり、ほどなく開通すると、自動車がたくさん通るようになり、周囲には家がたくさん建つようになりました。
ほどなく、Little House一軒だけを残して、周囲の家は全てコンクリートのビルとなってしまい、夜になると周囲には誰もいない・誰も通らない状態になってしまいました。
『これが都市での生活というものに違いない…』Little Houseは思いました。
さらに、目の前にはトロリーバスが開通し、高架には電車が開通し、地下には地下鉄が走るようになると、周囲のビルは次々と取り壊されて、高層ビルに建て替えられていきました。
この頃には、Little Houseには住む人もおらず、扉は打ち付けられてしまい、昼間は高層ビルの狭間から太陽が見えるだけ。
夜には、街の明かりで、月や星さえも見えません。
昔過ごしたリンゴの木に囲まれた生活を思い、悲しみにくれるLittle Houseでしたが、
そんなある日、昔の家主のひいひい孫夫妻がLittle Houseの下を訪れて…
# いかん…あらすじ書いてたら
# 涙ぐんじまった…(汗)
どうも、物語を書くときに、擬人化した対象を『she』と呼ぶのは、Virginia Lee Burtonの決まり事の様です。
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2008.06.11 (Wed)
The Chronicles of Narnia 読み始めました♪

The Lion, the Witch and the Wardrobe
- Chronicles of Narnia #2
C. S. Lewis
YL : 7.0
語数 : 36,135
先日、某掲示板である人宛のお返事を書いている時に、『そういえば、4月に200万語通過した時に、そろそろNarniaにチャレンジしてみたいと思ってたんだっけ…』と思い出しました。
その人は、5年も前に怒濤の勢いで100万語通過して、その後多読から離れていたらしいのですが、最近復帰して、27万語読んでからNarniaを手にとってみたら『すらっと読めた』そうなんです。
ドラの方は4月以来仕事が忙しくて、すっかりNarniaの事も忘れていたのですが、この機会に久しぶりに以前に買ったボックスセットを手に取ってみました。
すると…やはりスラスラっと読めるのです!!!
嬉しい…♪♪
ドラ的には、Harry Potterはどちらかというとどうでも良くて、この手合いの児童書はまずはNarniaを読みたいとずっと思っていて、Harry PotterはNarniaを読み終わって、もし気が向いたら読んでみようかなぁ…という程度でしたから、Narniaはある意味で多読における自分なりの一つの到達点だったんです。
でも、読み始めてみると…これってYL 7.0ってのは適正かなぁ…という疑問も。
確かに、非常に長いセンテンスは多くて、ヒドいと半ページ以上にもわたるセンテンスが時折出て来ます。
でも、使用語彙はどちらかというと平明で、それほど難しい・見覚えのない単語は出て来ません。
そして、そういう長いセンテンスでも、それほど無理を感じずスラスラっと読めてしまうのは、多分この作者のスタイルなんでしょうね。
ちなみに、このNarniaのシリーズは、読む時はセットの巻数の順に読んではいけないと言われています。
これは、出版社がセットを作る時に、元々の本の出版順に巻数をしつらえていなくて、Narnia歴の順番で並べたせいで、本来の作者の意図と違っているからだと、誰かが言っていました。
それで、ドラもその意見にならって、第2巻から読み始めました。
ちなみに、全体を通して読む場合の順番は…
2 The Lion, the Witch, and the Wardrobe
4 Prince Caspian
5 The Voyage of the Dawn Treader
6 The Silver Chair
3 The Horse and His Boy
1 The Magician's Nephew
7 The Last Battle
そういえば、最近話題のDisneyの映画も、最初がThe Lion, the Witch, and the Wardrobeで、次にPrince Caspianが来ましたね。
一年越しの夢がかなって良かったね!!のポチっ。

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2008.06.07 (Sat)
Dora's Backpack

Dora's Backpack
- Dora the Explorer
Adopted by Sarah Willson
Illustrated by Robert Roper
YL : 1.5
語数 : 391
私はタドキストの間でも『ドラちゃん』というハンドルネームを使っていますが、なぜか?女性に間違えられることが良くあります。
なんでそう思ったのか?と理由を聞くと、どうも『ドラちゃん』という響きが可笑しい・可愛らしい感じがするから、という事らしいのですけどね。
実際に会う機会がなかなかないネット上のやりとりで、ハンドルネームから受けるイメージや、書いている文体・語調のイメージや、言っている事からの類推で性別を推測するのは確かに危険で、私自身も何回か非常に恥ずかしい思いをしています。
おっと…さっそく話がそれました。
それで、この絵本を見つけた時に、『あっ!あの勘違いはこれのせいだったのかなぁ…?』と妙に腑に落ちて、『話のネタとしても読んでおかねばなるまい』と妙な言い訳をして、早速ポチってみました。
さて、本編のDoraちゃんは
峡谷の吊り橋を渡り…
大樹の横を通って…
さらに川を渡って…
…ゼェゼェ…(大汗)
やっと図書館にたどり着くのでした。
そこで、Doraちゃんはお友達のBackpackの中に、返却する本と、その他の色々な装備(笑)を入れて、図書館目指して出掛けます。
# 『装備』の内訳は内緒です♪
さて、Doraちゃんは無事に図書館にたどり着いて、借りていた本を返却することが出来るでしょうか…?
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2008.06.06 (Fri)
Annie and Snowball and the Dress-up Birthday

Annie and Snowball and the Dress-up Birthday
- Annie and Snowball #1
Written by Cynthia Rylant
Illustrated by Sutie Stevenson
YL : 1.0
語数 : 546
タドキストに人気のHenry and Mudgeシリーズ。
そのHenryのいとこのAnnieと彼女のペットであるうさぎのSnowballが、Henryの隣の家に引っ越してきた!!!
Annieはシングル・ファーザーのお父さんと二人暮らし。
だから、Annieはいつもお隣のHenryとMudge、それにSnowballと一緒に楽しく遊んでいる。
そんなAnnieの目下の望みは、近くなってきた自分のお誕生日にみんなで美しくdress-upして、パーティーをすること。
そうして迎えたお誕生日当日、お父さんはタキシードをビッシリと着込み、Annieはサテンのドレス・ピンクのタイツを着て、白い手袋をし、ピンクのリボンを髪の毛に飾って、Henry一家の到着を待ちます。
ところが…ドアを開けてみると…
このシリーズはまだ始まったばかりの様で、出版されているのはまだ4冊ほどです。
主人公が女の子という事で、Henry and Mudgeシリーズとはだいぶ違ったテイストになっていますが、女の子ならではのかわいらしさがあって、このシリーズはこれで楽しめそうです。
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2008.06.04 (Wed)
Dragon's Fat Cat

Dragon's Fat Cat
- Dragon Tales #4
Dav Pilkey
YL : 0.8
語数 : 902
前にDav PilkeyのDoragon TalesシリーズのA Friend for Dragonを紹介したのは、もう3ヶ月も前でした。
この巻では、孤独だった愚直なDoragonについに同居人(同居猫?)が出来ます。
このシリーズでは、出て来る動物たちはみな言葉をしゃべる事が出来るのですが、なぜかこのネコちゃんだけは言葉をしゃべることが出来ないため、Dragonはネコちゃんに何をエサとしてあげたらいいのか分からず、ネコちゃんのおトイレをどうしたらよいのかも分からず、大変苦労するハメになります。
でも、このDragonはとても純真な心の持ち主なので、しゃべれない・他意のない相手じゃないと同居人は務まらないのかな? などと思ったりしました。
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2008.05.28 (Wed)
Katy and the Big Snow

Katy and the Big Snow
Virginia Lee Burton
YL : 2.3
語数 : 1,123
Virginia Lee Burtonの絵本3冊目は、雪かき車のKatyのお話です。
エースというものは最後の最後まで温存されて、もう事態がどうにもならなくなった時に、やっと登場するものだ。
エースは、事態が収拾するまで音を上げる事は許されない。
そして、雪かき車のエース、それがKatyなのだ。
ちょっと時代がかった言い回しをしてみました♪
Katyはトラクターで、アタッチメントを付け替えることで、夏場はブルドーザーとして道路工事の仕事をしている。
Katyの冬場の仕事は、もちろん雪かきだ。
雪がそれほど降っていないうちは、何台もあるトラックの雪かき車達が働くだけで十分。
でも…大雪になると、トラックの雪かき車達は一台、また一台と故障していって…
道路交通網は全てが麻痺し、
学校もお店も工場も閉鎖、
駅も飛行場も機能を停止、
郵便は配達されず、
警察は街を守れなくなり、
電話線も送電線も断線、
水道管は凍結で破裂、
医師は患者を病院に送ることも出来ず、
消防署も何も出来ない…
そんな状況から街を救い出せるのは、Katyだけだ。
何とも時代がかった感じのお話ですが、でも、現代に欠けているものが何かを教えてくれている様な気もします。
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